

トリートメントカラーでまったく新しいカラーに挑戦。クリアな色みとツヤ感、極上の手触りを実感できるトリートメントカラー。仕上がり感だけでなく、薬剤の形状やテクも今までのヘアカラーと違うから注目です。

3Dカラーのメカニズム

美しいツヤと色の深みは髪が健康な証拠ダメージがあるとキューティクルや毛髪内部のメデュラなどが空洞化し、光が散乱してツヤや色の鮮明さが失われる。対して健康な髪は表面反射と背面反射が起こり、ツヤと色の深みが感じられるのだ。トリートメントカラーでカラーをすると健康な髪へと導かれるため、ツヤがUP。
既染毛へのカラー膨潤(毛髪の断面図)

膨潤率を抑えて髪の栄養をキープ「膨潤」とはゼラチンが水を含んで膨らむように、毛髪が膨らむこと。カラーをすると髪は膨潤し、キューティクルが開いて必要な成分が流出してしまい、ダメージを受ける。トリートメントカラーは膨潤率が低いため、ダメージを抑えることが可能に。

根もとの色の差が気になる髪を艶ややかに再生。
高田昌美さん

根もとが1cmほどのびて、既染部は色みが抜けて茶色っぽく褪色している。雰囲気はちょっぴりクールに寒色系カラーを試したい。
1.根もとののびと色落ちを確認

カウンセリング。まずは根もとののびを確認。トリートメントカラーにはブリーチ作用がないため、根もとの新生部のみ「低アルカリカラー」を使用。健康な部分にも、低アルカリなら傷みの心配が少ない。
2.トップシックの薬剤をミックス
低アルカリカラーの薬剤調合。専用のメジャーカップ&シリンダーを薬剤の容器に装着して計量。このあと、カップからシリンダーをはずして、ブラシで薬剤をしっかり混ぜる。
3.根もと→既染部と時間差で塗布

初めに根もとに低アルカリカラーをなじませて10分程度置く。そのあと、既染部にトリートメントカラーをなじませる。トリートメント効果があるため、カラー前の前処理などは必要ない。
4.タオルドライ後もしっかりケア

洗い流してタオルドライしたあと、スタイリング前に洗い流さないとトリートメントをなじませる。ドライヤー熱などから髪を守る働きがあり、スタイリングもスムーズに。
AFTER みずみずしささえも感じるナチュラルマット

毛先に重さを残し、中間部に軽さを出したロングレイヤー。メリハリと巻きやすさを意識して、耳下はくびれるようにカット。太めのアイロンで顔まわりはリバースに、耳下はフォワード巻きに上品なマットカラーでツヤを添えれば、レディ気分を満喫。
Color recipe
根もとの新生部には10レベルのマット(低アルカリカラー)、既染部には8レベルのマット(トリートメントカラー)を使用。ブリーチ作用のないトリートメントカラーは、現状よりも明るさを求める場合には不向き。そのため、初めてカラーリングする根もとの新生部にはトップシックを併用。
屋内でも

おしゃれなカフェなど、ダウンライトの下では髪はくすんで見えがち。とくに、寒色系カラーだと色みが濁って見えることも。でも、トリートメントカラーでカラーした髪は、ライトがあたると髪に独特の陰影が出て、ツヤもバッチリ。
au-beのカラーへのこだわりとは?
色味だけを乗せる新しいカラーリング
PH6.8の微酸性酸化型カラー剤だから、アルカリカラーに比べダメージレス。またブリーチ作用がほとんどなく、色味だけをのせる感覚だから、時間がたつと感じる「色が明るくなる」ことが少ないのも特徴。
カラーしながらトリートメント効果も
配合されたケア成分が、髪の内側と外側から髪を保護し、カラーするほどサラサラ、ツヤツヤの美髪に!保湿効果のあるパンテノール、タンパク質の流出を抑制するレチニルパルミテート、髪と同じアミノ酸を多く含む小麦プロテイン、保湿、収れん作用の高いポップエキスなど、髪に必要な成分がたっぷり。

デジパーの3つの魅力
Q)広がりやすいクセ毛。カラーは駄目?
A)クセ毛の人にとって、乾燥の原因ともなるアルカリカラーは天敵。トリートメントカラーなら、タンパク質などの流出を抑えるから大丈夫。保湿成分で髪のまとまりも格段にUP!
Q)カラーするとパーマがダレる?
A)通常のパーマはアルカリを含んだ薬液で、髪を柔らかくしてカールをつけるもの。アルカリカラーをすると、せっかくのリッジが緩んでしまう。微酸性カラーなら、パーマでアルカリに傾いた髪を酸性に戻すため、カールが締まり、持ちもよくなります。
Q)ハイトーンカラーで髪がぱさつく?
A)ブリーチ作用の高いアルカリカラーでハイトーンにすると、ダメージでパサつくのも当然。ハイトーンを維持しつつ、なめらかな手触りを得るならブリーチ作用のないトリートメントカラーがベスト。彩度も高いので希望通りの色が手に入ります。
Q)ローライトでムラにならない?
A)ムラの原因は、根元から毛先までの髪の状態がバラバラになっているため。トリートメントカラーは、ダメージセンサー機能で、髪の状態にあわせて浸透をコントロールするからムラなく色が入ります。また、ローライトを顔まわりに入れると、色のコントラストがついて外国人風に。ローライトは少しずつ色落ちして、次回のカラーのときに邪魔になりません。

ar 2005.9月号より
Photo:Uchiyama koushi
Makeup:kato Shoko(VIrTu)
Styling:Senbonmatsu Yoshie
Text:Aikawa Naoko