カラートリートメントは本当にデメリットはないのでしょうか。3つのポイントをお話しします
2022/11/10
ENORE総合トップ>髪質改善と縮毛矯正の専門店 ENORE銀座店(エノア ギンザ)>テクニック>カラー>カラートリートメントは本当にデメリットはないのでしょうか。3つのポイントをお話しします
2022/11/10
こんにちは!縮毛矯正と髪質改善が得意な美容院ENORE(エノア)です。
コロナウイルスの影響もあり、白髪染めを自宅で行う方が多いこの頃でございます。
ご自宅でのカラーは美容室でカラーをするより何倍も痛みますが、その中でも一際問題の多いのが"カラートリートメント"です。
痛ませずお風呂でできるという謳い文句からカラートリートメントで白髪を染める方がここ最近増加しています。
しかし、痛ませず簡単に〜などという画期的なものではなく今後の髪の毛に大きな影響を与えてしまうことがあります。
今回はカラートリートメントのメリットとデメリットをご紹介したいと思います。
カラートリートメントとはその名の通りトリートメントです。
その中に色素があり髪にツヤを与えつつ白髪を染めることができます。
ご自宅でセルフカラーをする場合や美容室で白髪染めをする場合、薬剤をしっかりと漏れなく塗り込み20分ほど放置します。
また、白髪のない場所に付いてしまうとその部分は余分なダメージを負ってしまいます。
それに比べてカラートリートメントはお風呂で手軽に塗ることができ放置時間も10分と短く、ほかの場所に着いてしまってもダメージの心配はありません。
通常の白髪染めであれば塗り方や放置時間を守れば一度でしっかり染まります。
ですがカラートリートメントの場合一回だけではほとんど染まらず、必ずムラになります。
しかしカラートリートメント白髪染めの用法は月に1回とされているため、これに関しては用法と効力が矛盾してしまっているのが現状です。
毎日シャンプーをしていると約二週間ほどで色が落ちます。
また、色落ちをすると濃い紫色になり変に目立ってしまいます。
カラートリートメントを普段使用しているといざ美容室で行う白髪染めしようとしたときに染まりが悪く色が入らないという現象が起きてしまいます。
カラートリートメントの色素が入り込んでしまい白髪染めの色素が入る隙間がないためこの現象が起こります。
ですので美容室で白髪染めを考えている方はなるべく控えるか美容室は行く1ヶ月前にはストップしたいですね。
A:本来カラートリートメントでの白髪染めは月に1回が限度です。
通常のトリートメントと同じ感覚で毎日行ってしまうと、色落ちをした紫色のの色素だけが沈着して常に紫色の髪の毛になってしまいます。
また、その部分には美容室の染毛剤も色が入らなくなる可能性があります。
A:普通の白髪染めに比べると1回の使用で髪に与えるダメージは抑えられます。ただダメージは「0」ではありません。髪表面に着色する染毛料ですから髪への負担はあります。また通常のトリートメントのように保護や補修といった効力はあまり期待できないので、別にトリートメントをしてあげないと髪の保湿や栄養補給が不十分になってしまい、そこからダメージが進行してしまいます。
1回のダメージは少ないですが、同じ部分を何回も染める必要があること。そしてダメージレスな「弱酸性カラー」のような白髪染めが出来るカラー剤がある事を考えると、「カラートリートメントが一番髪に優しいか?」と言われると微妙なライン、、。手間を考えると「痛むか痛まないか」でカラートリートメントを検討している方は特に、ダメージレスな白髪染めを一定期間試してみるのもおすすめです。
A:カラートリートメントの基本的な使い方は
①いつも通りシャンプーをする(ヘアオイルなどが髪についていると色村になりやすいので)
②カラートリートメントを手に取り、白髪が気になる部分に馴染ませる
③商品の説明書きに書かれている時間「約3〜10分」放置する
④しっかりと濯ぐ
⑤ドライヤーで乾かす
という工程になります。カラートリートメントの使用頻度は白髪が染まるまで、最初は数日間連続で染めてあげてください。白髪が染まったら説明書きに書かれている頻度でたまに染めてあげればOKです。
A:ピンクなどカラートリートメントにもいろんな色があります。ただ白髪染めの用途で使う場合は、カラートリートメントを使うとカラーチェンジが難しくなるので、色を選ぶ時は「自分の地毛の色」に合わせて色を選んであげると失敗しにくく、染めた時に馴染みやすいですよ!
カラートリートメントでの白髪染めで一番怖いことは美容室での施術にかなりの影響を及ぼしてしまうことでしょう。
コロナが落ち着いたら美容室で白髪染めをしようとお考えの方は用法を守り使用して頂けますと影響はでにくいかと思います。
より細かくご質問などあればエノアスタイリストまでお問い合わせ下さい。
ご閲覧ありがとうございました。