酸熱トリートメントはどのくらい持つの?

こんにちは!縮毛矯正と髪質改善が得意な美容院ENORE(エノア)です。

”お客様の健康と命のために今、エノアができること"

最近取り扱っているお店が多くなってきた酸熱トリートメント、

このブログに辿りついた方の中にはすでに体験済みの方もいらっしゃるかと思います。

カラーやパーマ、縮毛矯正などサロンでの施術やご自宅での扱いで発生するダメージによってバサバサになってしまった髪の毛に、酸の力でアプローチをかけ髪の毛を引き締め栄養を蓄える。

いいことだらけのこのメニュー、どのぐらいの期間持つかはご存知でしょうか?

この記事では髪の毛の状態別に酸熱トリートメントの持つ期間、かけた方が良い周期について酸熱トリートメントのおさらいも含め書いていきますので気になる方は是非ご覧ください。

お時間のない方は気になる項目を選択してご覧ください。

酸熱トリートメントとは?

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意外とどういう仕組みのメニューなのかご存知でない方も多いと思いますので、

まずは酸熱トリートメントのおさらいからお話ししていきますね!

酸熱トリートメントとは

読んで字の如く「酸の力」と「熱の力」を使用したトリートメントメニューです。

酸の力で髪の毛を収斂(しゅうれん)させ引き締めることで、ダメージでスカスカになった髪の毛に芯を作りハリとコシを与え、縮毛矯正ほどではないですが髪の毛のうねりや癖を伸ばす効果があります。

酸熱トリートメントのメリットと効果

ダメージによるうねりや広がりを抑えられる

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ダメージにより髪の毛の内部に穴が空いてしまい、その穴が折れることでうねりや広がりが起こります。

こうしたダメージが原因のうねりや広がりの場合、抜群に効果を発揮してくれるのがこの酸熱トリートメント。

髪の毛に芯を作りしっかり抑えてくれます。

髪の毛の根本からの髪質改善

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少し専門的なお話しですが、酸熱トリートメントは髪の毛内部のコルテックスという繊維状のタンパク質部分に主に作用します。

このコルテックスを強化すると髪の毛にハリとコシが生まれ、ハリとコシが生まれるとあのサラサラふんわりな髪の毛になることができます。

カラー、縮毛矯正と併用が可能

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カラーや縮毛矯正などと同時に行うことができます。

カラーや縮毛矯正で疲れた髪を強化する事で、質感仕上がりがUP!より美しい髪にしてくれます。パーマとの相性に関しては、酸熱トリートメントが髪の毛のうねりを取るという面であまりおすすめはしていません!

*カラーや縮毛矯正で受けたダメージを無くす力は酸熱トリートメントにはありません。あくまでもダメージしてしまった部分を「強化」してくれるトリートメントです。なので、カラー、縮毛矯正でもしっかりとダメージレスな施術をする事が大切!ダメージレスなカラー、縮毛矯正をする事でより質の高い髪質を目指す事が出来ます!

いいことだらけの酸熱トリートメント。ですが、この記事では正直にお伝えしていきますのでデメリットも書いていきますね!

酸熱トリートメントのデメリット

いいことだらけの酸熱トリートメント、実はデメリットもあります。この記事では皆様に正直にお伝えしたいのでデメリット面もお伝えしていきますね!

ダメージの原因によっては適さないことも

髪のダメージの原因によって、髪の毛がダメージを受ける部分も変わります。

ダメージを受ける部分は大まかに「キューティクルダメージ」と「コルテックスダメージ」の2種類があります。

キューティクルダメージとコルテックスダメージの違い

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一見ただダメージを負っているだけの髪の毛、実は2パターンのダメージが存在します。

それが「キューティクルダメージ」と「コルテックスダメージ」

それぞれ説明していきます。

キューティクルダメージとは

キューティクルダメージとは髪の毛の表面を鱗状に覆っているキューティクルが剥がれたりめくれあがっていてダメージを受けている状態。

髪の毛の内部まではまだダメージは進行しておらず、通常のサロントリートメントやご自宅でのホームケアを頑張っていただくだけで対処できる場合がほとんどです。

コルテックスダメージとは

キューティクルの内側にある髪の毛の水分を司る部分がコルテックスです。

このコルテックスがダメージを受けると髪の毛の内部に栄養や水分が蓄えられなくなりいわゆるスカスカな状態になります。

こうなると通常のサロントリートメントやホームケアでも手に負えず、常にうねりや広がりに悩まされることになってしまいます。

酸熱トリートメントはこの2パターンのうちコルテックスダメージに特に作用するトリートメントです。

ですから、ダメージの原因が主にキューティクルダメージで痛んでいる髪の毛には、サロントリートメントやホームケアで対処して頂く方が効果的だったりします。

でも、自分自身でご自身の髪の毛がどちらのダメージなのかは分からないと思いますので、そこは我々プロにお任せください。ダメージのパターンをしっかりと見極め最適なメニューをご提案いたします。

収斂効果により髪の毛が硬くなることがある

酸熱トリートメントの効果の1つ、収斂(しゅうれん)作用

髪の毛を引き締めてハリコシを出しますが、髪質や今までの施術履歴によっては収斂しすぎてしまい硬い質感になってしまうことも。

酸熱トリートメントをしたことがある方でこの経験をしたことがある方、多いと思います。

硬くなった髪の毛を戻すことは難しく、より傷んだ質感になってしまう場合もあります。

一見メリットが多く思える酸熱トリートメント、ですが髪質や履歴によって適さない場合や逆効果になってしまうなどデメリットもあるんです。

そこで、エノアでは酸熱トリートメントのこうした収斂効果のデメリットをなくし、柔らかさを実現したオリジナルメニュー「弱酸性トリートメントストレート」というメニューがございます。

酸熱のデメリットをなくした弱酸性トリートメントストレート

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酸熱トリートメントは強い強酸の性質を持った薬剤を使用するため、髪を「酸性」の状態にしてしまいます。

これが髪の毛に硬さを与えてしまい、ハリコシはでてもどこか硬く傷みがあるような質感になってしまいます。

そこでエノアの「弱酸性トリートメントストレート」は酸熱トリートメントのいい部分に加え、施術後の髪の毛を「弱酸性」の状態に仕上げる事で髪の健康を守りと美しさを底上げます。

人の肌や髪の毛は弱酸性。

CMなどで聞いたことがあるかと思います。

髪の毛が弱酸性の状態である時、髪は最も傷みにくく健康な髪の毛の条件と言えます。

ですからエノアでは徹底的に弱酸性にこだわり、酸熱トリートメントというメニューは用意せず、弱酸性トリートメントストレートとしてメニューを提供させて頂いております。

弱酸性トリートメントストレートのご予約はこちらから↓↓↓

お値段は¥15,000- (税込み)

予約はこちら

ではここからが本題です。

酸熱トリートメントはダメージの具合により持つ期間が異なりますので詳しく書いていきたいと思います。

酸熱トリートメントの持つ期間

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酸熱トリートメントは一般的に「約2ヶ月程」持つと言われています。

ですがそれはある程度健康な髪の毛の方のお話。

過度にダメージがかかっている髪の毛はもっと周期を早めたほうがいい場合もあります。

カラーダメージの髪に酸熱トリートメントを施し場合の持つ期間と周期

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毎月全体的にカラーをしている方や、根本を白髪染めでリタッチをしている方はコルテックスダメージが進行しているため酸性トリートメントは「約1ヶ月?1ヶ月半」持ちます。

この間に取れてきた感覚があったりうねりや広がりが気になり始めたら再度酸熱トリートメントをしてあげましょう。

縮毛矯正やパーマによるダメージ毛に酸熱トリートメントを施した場合の持つ期間と周期

縮毛矯正、特にアルカリ性の縮毛矯正とパーマはコルテックスダメージがかなり進行した状態です。

酸熱トリートメントがパフォーマンスを発揮してくれるのは「長くて1ヶ月」です。

1ヶ月ごとに酸熱トリートメントをしてあげると良い状態を常に維持できます。

また、周期を決めて計画的にかけることで髪の毛の内部に栄養が定着します。

逆を言うと決まった周期でかけてあげないと酸熱トリートメントの良さを最大限に生かすことができずとても勿体ないです。しっかり周期を決めて継続していきましょう。

酸熱トリートメントはご自宅でのホームケアをしっかり行って頂くことでさらに効果を高め長持ちさせることができます。

弱酸性トリートメントストレートの持つ期間と周期

弱酸性トリートメントストレートは髪の毛本来の状態である弱酸性にするため、酸の力に頼った酸熱トリートメントより「プラス半月?1ヶ月ほど」長持ちします。

また、弱酸性トリートメントストレートを重ねれば重ねるだけより強固な補修成分の結合が起こり、長く持つようになります。

弱酸性トリートメントストレートの施術ビフォーアフター

ビフォー

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こちらのお客様は複数回ブリーチをしていてパサつきとダメージがあります。

この記事の中で紹介したカラーダメージによる傷みになります。

こちらにエノアオリジナル弱酸性トリートメント施術すると↓↓↓

アフター

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ブリーチ毛でも綺麗にまとまり、散らばっていた毛先がまとまり髪の毛1本1本に艶感と柔らかさが出ます。

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マスクで気になる前髪にも自然にかける事が可能!1年を通してエノアでも大人気のトリートメントになります!

弱酸性トリートメントストレートのご予約はこちらから↓↓↓

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※酸熱トリートメントをより長く待たせるにはホームケアが重要です

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酸熱トリートメントをして綺麗になった髪の毛を維持するにはホームケアがなによりも重要です。

特に重要なのが「シャンプー」

市販のシャンプーなど洗浄力が強いシャンプーを使用していると、酸熱トリートメントの成分が落ちるスピードが早く持ちがとにかく悪くなります。酸熱トリートメントを長く保たせるには、シャンプーは洗浄力が強すぎずアミノ酸をたっぷり含んだ栄養価の高いシャンプーを使用してください。

酸熱トリートメントに加えさらに美髪になります。

エノアではご自宅でのホームケアに特化したオリジナルのシャンプートリートメントもご用意していますので、

「ちょうどシャンプーを探していた!」

酸熱トリートメントのQ&A

Q:「酸」って髪の毛に良くないんじゃないの?

A:カラーやパーマ、縮毛矯正などの施術でアルカリ性に傾いてしまっている髪の毛を酸性にするための「酸」でありハリやコシが生まれます。

ただ髪質やダメージレベルによっては引き締まりすぎてしまい硬くなってしまうこともあります。

Q:通常のトリートメントとは併用していいの?

A:酸熱トリートメント単体でも十分効果がありますが、通常のサロントリートメントと併用をしていただくとキューティクルダメージにも作用するためより抜け目のないダメージ補修ができます。

必ず併用したほうが良い場合もあるため、担当の美容師と相談しましょう。

まとめ

酸熱トリートメントは髪の毛の状態により持つ期間と周期が変わります。

キューティクルダメージやコルテックスダメージなど様々な条件が絡み合うため、ご自身に合った周期でしっかりと補修をしていきましょう。

ここまでご覧頂きありがとうございました。

ほかに酸熱トリートメントについて気になることがございましたらエノアスタッフまでお気軽にお問い合わせください。

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