酸熱トリートメントと縮毛矯正の違いを徹底解説

こんにちは!ENORE青山店、店長の沼崎です!

本日ご紹介させていただくのは酸熱トリートメントと縮毛矯正の違いについて。

4、5年前ほど前からブームになっている酸熱トリートメントと縮毛矯正には明確な違いがあります。

どちらにもメリットがあり、またどちらにもデメリットがあります。

髪の状態やお悩みに合っていなければどちらの施術も効力がなく終わってしまいます。

そこで今回は酸熱トリートメントと縮毛矯正の違いの解説とどんな髪に合っているかもご説明していきます!

酸熱トリートメントとは

酸熱トリートメントというのは言葉の通り、酸と熱を使って毛髪を擬似的に真っ直ぐにできる施術で、

美容室では髪質改善や髪質改善トリートメントとか髪質改善ストレートという施術名で行われる事が多いです。

酸熱トリートメントというのは一般的にはグリオキシル酸という酸を使って施術するのがほとんどで、元々弱酸性という領域に存在する髪を酸性に傾けその状態でアイロンを通すこと擬似的に髪を真っ直ぐにする事ができると言われ、多くの美容室で使用されています。

最近では否定的な意見も多いですよね。

弱酸性領域にある毛髪を無理やり酸性領域にするわけなので一見傷まずに施術ができると言われている酸熱トリートメントなのですが、場合によってはチリチリに傷んでしまう可能性もある施術なのです。

ここが否定的な意見が多い原因の一つです。

扱いが非常に難しいというのも特徴で、毛髪の状態をしっかり診断しないで施術してしまうとダメージになってしまいます。

また、縮毛矯正のように髪内部の結合を切断させたりしないので、髪を真っ直ぐにさせるのを目的に施術してしまうとイメージ違った仕上がりになってしまいます。

ここまでの説明ではあまり良いところがないように感じられますが、酸の種類をしっかりと理解し毛髪に合った施術をする事ができれば酸熱の効果をしっかりと発揮させることが可能になります。

ですが、やはり酸熱トリートメントをメインするのは難しくあくまでサポートアイテムとして施術に使用することができれば髪に負担なく施術に活用することができます。

酸熱トリートメントに合う髪

酸熱トリートメントに合う髪は髪の状態によって変わります。

施術において大切になってくるのが髪のダメージに合わせて施術するという事。

髪のダメージ具合というのは根元、中間、毛先によって変わってくるのでそこに合わせることが何より大切でなのです。

なので完璧なバージン毛でしたら、根元から毛先まで同じ薬液で行っても大丈夫なのですが、ほとんどの方がそれに当てはまらないので部分に合わせて処置を変えるのが基本です。

施術内容との相性もありますので、例えば根元を縮毛矯正でくせを伸ばす施術を行い、中間毛先に酸熱トリートメントを行う場合、根元の縮毛矯正の薬液のPHがアルカリ性のものを使って中間毛先に酸熱トリートメントを使うと髪全体のPHが酸性に傾いてしまうので縮毛矯正の効きが悪くなってしまう事があります。

少々小難しい話になってしまいましたが、要するに伝えたいことは誰彼構わず酸熱トリートメントをするのが良いのではなく使用するポイントを見極める必要があるという事です。

酸熱トリートメントのメリット、デメリット

メリット

・毛髪の状態に関わらずどんな髪にもかけることができる

・緩いくせなら擬似的にストレートにする事ができる

・施術時間が早い

デメリット

・酸熱の特性をしっかり理解していなくては毛髪が固くなりダメージになる

・カラーの色抜けが激しくなる

・繰り返すと他の施術を受けられなくなる

・髪質が硬くなる

・持続力が弱い

縮毛矯正とは

縮毛矯正というのはくせのある髪を真っ直ぐにする施術です。

薬液とブローで真っ直ぐにするストレートパーマとは異なり、薬液を流した後にストレートアイロンを通して髪を真っ直ぐに矯正していく施術です。

一度かけたところは基本的にはずっと真っ直ぐになり半永久的にストレートになりますが、新しく生えた髪は癖っ毛なのでそこの部分は繰り返し縮毛矯正をかけていかなければ綺麗なストレートをキープすることができません。

重要なのはくせを真っ直ぐにする施術という事。ダメージによりパサついてしまった毛髪に関しては縮毛矯正では真っ直ぐにできない可能性もあります。

縮毛矯正に合う髪

こちらに関しては簡単です。

くせを真っ直ぐにしたいかどうかです!

縮毛矯正をするとハードなパーマをかけられなくなったりするデメリットがあるので、パーマを今後かけるつもりがなくストレートスタイルをキープしたいと思っている方は縮毛矯正との相性がいいと言われます。

毛髪自体に関しては、こちらもくせやダメージ合わせるのが基本ですので、髪の状態がビビり毛になっていなかったり、ブリーチを複数回行っていなければ縮毛矯正をかける事ができます。

ビビり毛がどんな状態か知りたい方はこちらのブログを参考に↓

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縮毛矯正のメリット、デメリット

メリット

・くせを半永久的に真っ直ぐにする事ができる

・艶を出すことができる

・ストレートアイロンを通す手間が省ける

・くせによる広がりパサツキを抑える事ができる

デメリット

・ブリーチやパーマとの相性が悪い

・一度かけると戻すことができない

・値段が比較的高い

・技術者によっては傷んでしまうこともある

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Q&A

Q.酸熱トリートメントをしたら髪が痛んでしまいました。繰り返すと良いと言われたのですがやる度に髪が硬くなりパサつきが多くなりました。こうなってしまった理由が知りたいのと改善方法はありますか?

A.酸熱トリートメントをして髪が硬くなりパサついてしまったというのは酸の種類が髪に合っていなかった可能性が高いです。酸熱トリートメントと言ってもその中に含まれる酸の種類はたくさんあります。一般的に髪が軋みやすくなる原因とされるのはグリオキシル酸という酸です。PHが低すぎてしまうので髪を収斂する力も強いので原液をそのまま使うとダメージの出やすい毛先は特に硬くなりパサついてしまいやすくなってしまいます。酸熱トリートメントは繰り返すといいとされていますが、物によってはこのようになってしまう可能性があるので注意が必要です。

Q.ブリーチをしている髪には縮毛矯正と酸熱トリートメントはどちらの方が効果的ですか?

A.縮毛矯正と酸熱トリートメントはそもそも髪へ与える影響が全く異なります。縮毛矯正は多くの方がご存知の通り、くせ毛を真っ直ぐにする施術になります。くせが真っ直ぐになるので艶が出て一見髪が回復したように見えるのですが、くせ毛はダメージ毛とは異なりますので縮毛矯正を施術するのは基本的にくせ毛を真っ直ぐにできるかどうかの判断で施術を行います一方で、酸熱トリートメントは括りとしてはあくまでトリートメントになりますので、クセを真っ直ぐにする効果は基本的にはないです。なので、クセの具合とダメージ具合によるのですがブリーチをしている髪でも縮毛矯正をかけるのを僕はおすすめします。ブリーチ毛に縮毛矯正をかけるのは難易度の高い施術になりますので、その場合は誰に縮毛矯正をかけてもらえるかによって仕上がりは雲泥の差になりますので注意が必要です。

Q.ネットで調べると酸熱トリートメントは髪がボロボロになるとできてくるのですが、実際はどうなんでしょうか?

A.上記の説明と被る内容になるのですが、髪がボロボロになると言われる原因は酸熱トリートメントのPHが低すぎて髪を収斂されすぎて髪が硬質化し軋むのでボロボロになるとネットで出てくるのだと思われます。言っている内容としては間違っていないのですが、重要なのは酸熱トリートメント=痛むと捉えるのではなく髪の毛の不足している栄養やツヤを出すためには酸熱トリートメントが有効な場合もあります。大切なのは何事も使い方です。ENOREでも弱酸性縮毛矯正という髪への負担を最小限に抑えられる縮毛矯正を得意としているのですが、髪の元の状態を無視して半年前に縮毛矯正をかけた履歴があるにもかかわらず根本から毛先まで同じ薬液で施術してしまったら流石に傷んでしまいます。質問に対する答えとしては、髪の状態に合わせて施術をすることが大切になるということです。

まとめ

酸熱トリートメントと縮毛矯正。

似てると言われる施術ですが、どちらもそれぞれ特性があり求めるものによっては相性が悪いと感じてしまうこともあります。

ですが、大切なのは髪質の状態に合わせて施術をするという事!

ここを守り施術することができれば髪に艶と潤いを出す事ができます。

酸熱トリートメントと縮毛矯正、どちらにしようか迷っている方の参考になれば幸いです。

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ENORE青山店 店長 沼崎裕樹

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