艶髪の鍵8|「酸熱トリートメント」色落ちの原因とベストな解決方法

こんにちは!髪質改善と弱酸性メニューが得意な美容院ENORE(エノア)です。

本日は「酸熱トリートメントでカラーが色落ちしてしまう原因と解決方法」についてお話ししていきます。

綺麗な髪になりたくて酸熱トリートメントしたら、、「色落ちしちゃった、、。」

そんなトラブルを防ぐために大切なお話をしていきますので、是非これから酸熱トリートメントをする方、既に1回失敗しちゃった方も是非ご覧ください!

↓本日お話ししていく内容はこちらになります!!

「ヘアカラーが明るくなる、、。」色落ちの原因

酸熱トリートメントの「強酸性」とヘアカラーの「アルカリ性」の相性の悪さ

色落ちの原因はズバリ!

酸熱トリートメントの「」

ヘアカラーの「」

の相性が悪いから、、。

pH表で言うと

↑こんなにも距離が離れていて「全く違う性質」という事がわかりますよね。

しかも、酸熱トリートメントはただの「酸性」ではありません。

」酸性でとっても強い薬剤です。

なので酸熱トリートメントの「酸」がヘアカラーの「色素」を溶かして固めてしまい。ボロボロになってしまいます。

それがヘアカラーの色落ちの原因になってしまっているんですね。

※pHとは「水素イオン指数」とも呼ばれ、液体が「酸性」なのか「アルカリ性」なのかを表す尺度の事。

色落ち以外の大きな問題「色落ちだけではなく髪への負担も、、。」

また、髪に起こる問題は色落ちだけではありません。

こんなに違う性質の薬剤を付けられてしまうと髪はとっても大変、、。

本来、髪が一番健康な状態をキープしやすく傷みにくいのが「弱酸性」の時です↓

ですがヘアカラーでアルカリ性の薬剤を付けられ膨潤し「ふにゃふにゃ」になり、「ふー。やっと戻った」と思ったら、今度は酸熱トリートメントの「強酸性」で今度は急激に収斂(しゅうれん)しキュッと引き締められます。

そうなると髪は「ヘトヘト、、。」ダメージの原因にもなりますし。一番居心地のいい「弱酸性」の性質が乱れキープしにくくなってしまいますから、髪が傷みやすくなってしまうんです。人間はヘトヘトになっても寝たり、食べたりすることで復活できますが、髪は死んだ細胞で出来ていますからそれが出来ません。ダメージは着実に蓄積されていってしまうんですね、、。

だから、色落ちだけではない。髪へのダメージというのも大きな問題の1つなんです。

では、この問題を解消するにはどうしたらいいんでしょうか?

※膨潤(ぼうじゅん):髪が薬液によって柔らかくなり膨らむ事。強度が低下するので膨潤中はすごく傷みやすく、繊細に扱わないと髪が大きくダメージしてしまいます。

※収斂(しゅうれん):収縮する事。過度の収斂(過収斂)を起こしてしまうと、髪がチリチリになったり最悪千切れてしまう事もあるので要注意です。

「酸熱トリートメントの色落ちを防ぐ」ベストな解決方法!

そこで、色落ちを防ぐために今一番ベストな方法は

「弱酸性」酸熱トリートメントと「弱酸性」カラーで施術してもらう事!

(↑エノアの「弱酸性」酸熱トリートメントとヘアカラーを例にとると、pHの差が「1.5」しかありません)

「弱酸性」の酸熱トリートメントなら「強酸」ではありませんから、カラーの色素をボロボロにする事なく優しく作用し酸熱トリートメントをしても色落ちがほぼ無いのが大きな魅力です!また、ヘアカラーも「アルカリ性」では無いものを使うことで酸熱トリートメントのヘアカラーへの影響をより抑えてくれます。

髪へのダメージリスクも最小限に抑えられる!

また、酸熱トリートメント・ヘアカラー共に健康な髪と同じ「弱酸性」の性質を持っているので、色落ちだけではなく髪へのダメージも最小限に抑えることが可能!なので

・酸熱トリートメントをしても、髪が硬くならずもっちりと弾力のある髪になる

・回数に制限なく酸熱トリートメントが出来る(普通の酸熱トリートメントは髪が硬くなってしまうので3?5回が限界)

・髪へのダメージが抑えられればカラーの色持ちもよくなる

・髪が最も傷みづらい「弱酸性」の状態をキープ出来る

・独特な匂いと頭皮が染みるデメリットも大幅に改善

など沢山のメリットがありますので、色落ちさせたく無い方は

「弱酸性」の酸熱トリートメントとヘアカラーで髪を綺麗にしてもらうのがおすすめですよ!

※酸熱トリートメントだけ「弱酸性」の物を使用しても色落ちは防げますが、アルカリによる髪への負担はあるのでご注意ください。

※色落ちしにくい酸熱トリートメントの開発も進んできていますので、これからの薬剤の進化に期待大です!

「弱酸性」の酸熱トリートメントとカラーについて詳しくはこちら

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”弱酸性カラー”の全てを徹底解説!「髪が傷まないって本当?」(クリック)

「弱酸性」の薬剤が使えない場合の解決方法

髪へのダメージのリスクは解決できませんが、「弱酸性」の酸熱トリートメントやカラー剤が使えなくても色落ちを防ぐ方法が2つあります!

①順番を工夫!酸熱トリートメントをやった後にヘアカラーをする。

酸熱トリートメントとヘアカラーを別日で行う場合は

「酸熱トリートメント→ヘアカラー」

の順番でやってあげることで色落ちを防ぐ事が出来ますよ!

酸熱トリートメントがヘアカラーの色素を壊してしまうなら、酸熱トリートメントをして落ち着いた髪をしっかり染めれば問題ありません。

ヘアカラーは何日後にやるべき?

酸熱トリートメントが髪に完全に定着する4~7日後にやるのがおすすめです!

②酸熱トリートメントとヘアカラーを同時に施術してもらう。

酸熱トリートメントとヘアカラーを同じ日に施術してもらえば、美容師さんが色落ちしないように施術してくれますから安心です!何度も美容室に行く手間も省けて一石二鳥です!

さらに色落ちを防ぐなら「シャンプー」が大切!

髪の状態に合っていない、洗浄力の強いシャンプーを使ってしまうと色落ちの原因になってしまいますから、

洗浄力がマイルドで毛髪補修力の高い「アミノ酸シャンプー」

がおすすめです。

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シャンプーは髪のベースを整えてくれる、ホームケアの中で1番重要なヘアケアですからしっかりとこだわった商品を使うようにしましょう。エノアで酸熱トリートメントをしていて色落ちを防ぐために、おすすめのアミノ酸シャンプーはこちらの

エノア弱酸性シャンプー」になります!

↓詳しくはこちら。エノア公式ネット通販から購入可能です!

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酸熱トリートメントについての質問

Q1、酸熱トリートメントは匂いが苦手です。どうにかなりますか?

酸熱トリートメントで使用している「酸」は匂いが独特で、「臭い!」と苦手な方もいらっしゃると思います。実はこの匂い、どこのメーカーの酸熱トリートメントを使っているかによって匂いの臭さが変わってきます!そして今のところ、一番優しい匂いでかなり緩和されているのが「弱酸性」の酸熱トリートメントです。

なので、鼻が敏感な方などは特に「弱酸性」の酸熱トリートメントがおすすめですよ。

Q2、酸熱トリートメントで失敗すると髪がチリチリになるって本当?

酸熱トリートメントもダメージが「0」ではありませんから、施術でミスをしてしまったり、お客様の髪に酸熱トリートメントが合わなかった場合髪がかなり傷んでしまう事もあります。そしてダメージが大きすぎると最悪チリチリになってしまったり、髪がちぎれてしまうことも、、。なので、いかに髪にダメージを与えず、リスクを抑えて酸熱トリートメントを行えるか?失敗しないようにするのがとっても大切ですよ!

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Q3、カラーバターも色落ちしますか?色落ちを活かして脱染したいです。

カラーバターも酸熱トリートメントをすると色落ちして何トーンか明るくなると思います。ただ普通のカラーと同じように完全に色が抜けるわけではないので、もし色をしっかり抜きたいという事があれば脱染剤やブリーチなどを使って美容師さんに色を抜いてもらうのが得策です!ですが、それでも稀に髪の状態によってはなかなか色落ちしない事がありますのでご注意ください!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

酸熱トリートメントによる色落ち、そして髪へのダメージを防ぐためには「弱酸性」の酸熱トリートメントとヘアカラーを使って施術するのがおすすめの解決方法です!酸熱トリートメントの失敗するリスクもかなり軽減出来ますので、よかったら是非お試しください。もし何か疑問などありましたらエノアスタッフにお気軽にご相談くださいね!

最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事でみなさんの疑問が解消できれば嬉しいです!

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